2007年 03月 02日
遠い思い出
大学生になっての 一番の思い出は 文学青年気取りの自分が 当時読み耽っていた
和辻 哲郎の『古寺巡礼』と 亀井 勝一郎の『大和古寺風物詩』の2書を抱えて バイトで貯めた有り金全部を持って京・奈良に約1週間遊んだことでした。
昭和28年の春 当時の 京・奈良は 今より 遥かに鄙びていて、現在では想像もつかないほど のんびりしていて 想えば あーよかったなーと、懐かしく思い出されます。
殊に 奈良の郊外には 西ノ京 周辺に 薬師寺あり、唐招提寺ありで、この2つの寺を何度行き来したことか。 当時は 今ほど 住宅が建て混んでいず、田舎田舎した雰囲気の中に薬師寺の東塔がほんのりと浮かび上がってきたり、唐招提寺では あの天平の甍がぐぐーっと迫ってくる様は えもいわれぬまさに夢のようでした。
今 唐招提寺は解体再建中とか これが完成の暁には 新生された薬師寺共々 50数年振りに 家内同伴で 今様古寺巡礼をしたいと想っています。
ピカソ 浅井 伴衛
和辻 哲郎の『古寺巡礼』と 亀井 勝一郎の『大和古寺風物詩』の2書を抱えて バイトで貯めた有り金全部を持って京・奈良に約1週間遊んだことでした。
昭和28年の春 当時の 京・奈良は 今より 遥かに鄙びていて、現在では想像もつかないほど のんびりしていて 想えば あーよかったなーと、懐かしく思い出されます。
殊に 奈良の郊外には 西ノ京 周辺に 薬師寺あり、唐招提寺ありで、この2つの寺を何度行き来したことか。 当時は 今ほど 住宅が建て混んでいず、田舎田舎した雰囲気の中に薬師寺の東塔がほんのりと浮かび上がってきたり、唐招提寺では あの天平の甍がぐぐーっと迫ってくる様は えもいわれぬまさに夢のようでした。
今 唐招提寺は解体再建中とか これが完成の暁には 新生された薬師寺共々 50数年振りに 家内同伴で 今様古寺巡礼をしたいと想っています。
ピカソ 浅井 伴衛
by jotoyasuragi
| 2007-03-02 13:28
| つれづれ日記